百術不如一誠

社長ブログ

百術不如一誠

工務店2

私は、もともと大工ですが、弊社の建てる住宅が安全かどうか計算により検討してます。
工務店を経営しているのだから当然でしょ。
と、思っている貴方!    それは、全く間違いです。
多くの工務店の経営者は、自分が建てている住宅がどのように安全かどうか
わかっていません。
悲しい現実です。
なかには、それは設計屋さんの仕事でしょ。
と、へっちゃらな顔をしています。
なんでだろう。
実は、4号建築物(木造2階建てで、500㎡以下)は
構造計算(許容応力度計算)しなくてもいいんです。
だから、多くの有名なメーカーさんもしていません。
しかし、法令に遵守しているからといってそれだけでいいのでしょうか?
構造計算しなくてもいいとなっていますが、その代わり、
壁量計算+仕様規定はしなくちゃ
簡単な壁量計算やN値計算くらいは手計算で出来るでしょ!
それさえ、出来ないで、なぜ平気な顔でお客さんと打ち合わせ出来るのだろう。
自分の会社で施工する住宅の安全性を検討できない工務店は少し考えるべきじゃないかな。
それぞれ、「責任」の考え方が違うのは私も承知している。
しかし、そんなことでは今後の工務店はどうなる。